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許可・申請先情報
大菩薩嶺(だいぼさつれい)は、山梨県甲州市の北東部に位置し、大菩薩峠の最高峰として知られる標高2,057mの山です。この山はなだらかな稜線が特徴で、山歩き初心者にも最適です。大菩薩嶺は奥秩父山塊に属し、日本百名山の一つとして多くの登山者に親しまれています。
「大菩薩」の名の由来は、源義光が後三年の役の際に「八幡大菩薩」を唱えたことや、観音菩薩が祀られていることに由来します。この山は四季を通じて美しい景観を楽しむことができ、春から夏にかけては山野草が咲き誇り、秋には紅葉が山を彩ります。稜線からの絶景は特に素晴らしく、富士山を望むことができる明るく広い草尾根は、ハイキングに最適な場所です。
また、大菩薩嶺は「花の百名山」と「新・花の百名山」の両方に選ばれており、その自然美は多くの人々を魅了しています。初心者から経験者まで、誰もが楽しめるこの山は、登山愛好者にとって必見のスポットです。
申請時のポイント
大菩薩嶺(だいぼさつれい)山頂付近で空撮を行う場合、以下へドローン飛行の確認を行います。入林届の提出は必要ありませんが、峡東林務環境事務所に飛行撮影の連絡をすることで飛行に関する許可を得ることができます。
飛行申請確認先
管理署名 | 峡東林務環境事務所 |
住所 | 甲州市塩山上塩後1239-1 東山梨合同庁舎3階 |
電話 | 0553-20-2720(代表) |
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
親不知ノ頭の先にあるスペースが広くておすすめ。
注意点や飛行禁止情報
登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。