中岳

許可・申請先情報

中岳（なかだけ）は、大分県玖珠郡九重町から竹田市北部に広がる九重山群の一つで、九重山系の中では最高峰に位置します。標高1,791mで、九州本土で最も高い山として知られていますが、九州全体の最高峰は屋久島の宮之浦岳です。

中岳は、隣接する天狗ヶ城やその間に位置する火山湖、御池（みいけ）と共に四季折々の美しい風景を提供し、多くの登山者に愛されています。中岳からの眺望は素晴らしく、大船山や三俣山、坊ヶツルまでの長い道のりに加え、遠くには由布岳や鶴見岳も見渡せます。このため、中岳はくじゅう連山の美しさを堪能できる絶好の場所となっています。

くじゅう連山の他の山々と同様に、中岳は四季の変化を楽しむことができる場所であり、その豊かな自然景観は訪れる人々を魅了します。

申請時のポイント

中岳（なかだけ）山頂付近で空撮を行う場合、以下の管理署1ヶ所へドローン飛行の確認を行います。

牧ノ戸峠、久住山、中岳へのルートでの飛行も同様の管理署へ申請で問題ありません。入林の際、事前に下記事務所へ電話連絡が合わせて必要です。

中岳噴火口周辺は阿蘇市の管轄となっています。噴火口周囲1kmは阿蘇市の管轄で、噴火口上はドローンも基本的NGです。今回この申請では噴火口では飛ばせないので注意してください。

 阿蘇中岳火口周辺での撮影ルールについて – 環境省

噴火口周囲1km上で飛ばす場合は、別途阿蘇市から許可を取る必要があります。

飛行申請確認先

管理署名	大分森林管理署
住所	大分市王子北町3-46
電話	097-532-9281（代表）
管轄	九州森林管理局

入林時に連絡を入れる事務所

管理署名	久住森林事務所
住所	大分県竹田市久住町大字久住6435-2
電話	0974-76-0035（代表）
管轄	九州森林管理局

飛行ポイント

安全に飛行できる場所の写真

注意点や飛行禁止情報

登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。

• 利用者の少ない曜日（平日など）、時間帯、場所で行う。
• 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
• 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
• 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
• 人や動植物に接近しすぎないようにする。
• 可能な限り操縦者１名と周辺状況を確認する者１名の最低２名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
• プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
• 道から外れて、林内や植生帯（植物の生えているところ）に立ち入らない。
• 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
• 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。

山の基本情報

山名	中岳（なかだけ）
都道府県	大分県
標高	1,791m