日光白根山

日光白根山(にっこうしらねさん)ドローン飛行申請
目次

許可・申請先情報

栃木県と群馬県にまたがる日光白根山(にっこうしらねさん)は、標高2,578mの火山で、深田久彌の日本百名山にも選ばれています。この山は周囲に多くの湖沼を有し、豊かな自然と美しい高山植物が見どころです。

日光白根山は、日光市と片品村の境界に位置し、寛永年間の1625年に最後の噴火が記録されています。この地域では1889年まで数度の噴火があり、特に1888年の磐梯山の大爆発後は火山活動が緊張した時期もありました。

山頂付近は岩だらけで、小火口の跡が点在し、最高点がどこか判別が難しいほどです。しかし、五色沼や弥陀ヶ池などの湖沼があり、夏にはシラネアオイを含む高山植物が一面に咲き誇ります。

また、日光白根山はロープウェイでアクセスすることができるため、ファミリーからベテランの登山者まで、幅広い人々が日帰りで楽しむことができます。関東地方の最高峰としても知られ、その壮大な景観と雄大な自然が多くの観光客を魅了しています。

日光白根山は、四季折々の美しい風景とともに、歴史的な背景と豊かな生態系を持つ貴重な山岳地帯です。

しかし登山の際の登山計画書(登山届)は別途個別で必ず出しましょう。

登山届提出先

申請時のポイント

日光白根山(にっこうしらねさん)山頂付近で空撮を行う場合、以下の管理署2ヶ所へドローン飛行の確認を行います。

山頂付近から群馬県側(片品側)へ飛ばす際には国有林ではなく他者の所有地があり、それぞれ個別で調べて許可を得る必要がありますが、確実に飛ばすのであれば飛行エリアを元に利根沼田森林管理署へ入林届を提出することをおすすめします。

また、五色山山頂、弥陀ケ池上空で飛行する場合には、個人または十條製紙が所有しているのでこちらも個別で環境省に問い合わせを行い直接所有者に対して飛行の確認を行う必要があります。菅沼駐車場近くは菅沼キャンプ場へ確認を行います。

入林届フォーマット

無人航空機を飛行させる場合の入林届
PDF版(68KB)

2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら

飛行申請確認先

栃木県へ飛ばす場合

管理署名日光森林管理署
住所栃木県日光市土沢147311
電話0288-22-1069(代表)
050-3160-5980(IP電話代表)
管轄関東森林管理局

群馬県側へ飛ばす場合

管理署名利根沼田森林管理署
住所群馬県沼田市鍛冶町392311
電話0278-24-5535(代表)
050-3160-5945(IP電話代表)
管轄関東森林管理局

飛行ポイント

安全に飛行できる場所の写真

注意点や飛行禁止情報

登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。

  • 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
  • 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
  • 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
  • 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
  • 人や動植物に接近しすぎないようにする。
  • 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
  • プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
  • 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
  • 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
  • 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。

山の基本情報

山名日光白根山(にっこうしらねさん)
都道府県栃木県群馬県
標高2,578m
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