許可・申請先情報
宝永山(ほうえいざん)は、宝永4年(1707年)の宝永大噴火によって生まれた富士山最大の側火山です。一般の方が私的な目的でドローンを飛ばすことはできません。国の土地・国有地・国有林だと思っている方も多いかもしれませんが、富士山の八合目から山頂までの土地所有権を持っているのは、静岡県富士宮市に総本宮がある浅間神社になります。
裾野から山頂にかけて、土地区画ごとにそれぞれ所有者がいます。ドローンを持っての富士山登山はNGです。
富士山と山麓の大部分は、富士箱根伊豆国立公園(昭和11年)、世界文化遺産(平成25年)、特別名勝(昭和27年)及び史跡(平成23年)に指定されています。また、溶岩洞穴や溶岩樹型などの天然記念物や多くの史跡もあります。このような貴重な自然や歴史的資源を大切にすることが重要です。
特に、五合目より上は国立公園特別保護地区に指定され、自然保護のため厳しい規制がかけられています。
Flying a drone on Mt. Hoei is strictly prohibited. Many may think it’s public land, but the summit is owned by Sengen Shrine in Fujinomiya City. Mt. Hoei and its surrounding areas are part of Fuji-Hakone-Izu National Park and a UNESCO World Heritage Site. The area is protected by strict regulations to preserve its natural and historical significance. Respect the rules: No drones allowed.
申請時のポイント
特別に許可を取得する必要があります。
宝永山付近でドローンの飛行はできません。飛行申請確認先
一般の方向けには公開しておりません。特別に許可を取って撮影したい方は関係各所全てに飛行の確認を取った上でお願いいたします。全ての書類が揃っていなければ飛行できる場所でも承認はおりません。
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
注意点や飛行禁止情報
特別に許可を取得する必要があります。
宝永山付近でドローンの飛行はできません。登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。