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許可・申請先情報
利尻山(りしりざん)は日本最北端に位置し、その美しい姿から「利尻富士」とも呼ばれます。昭和49年(1974年)に利尻礼文サロベツ国立公園に指定されました。
アイヌ語でリイシリは「高い島山」を意味し、その壮大な姿は古くから航海や漁場の目印とされ、人々は航海の安全や豊漁を祈願しました。明治23年(1890年)ごろ、修験者の天野磯次郎が鴛泊(おしどまり)から利尻山頂上までの登山道を開削したと伝えられています。
利尻山は北海道の利尻島にあり、日本百名山の中で最北に位置します。最高地点は標高1,721mの南峰で、他に北峰とその間に本峰があります。登山コースは3つありますが、最も一般的なのは鴛泊コースです。鬼脇(おにわき)コースは9合目の崩壊が著しく登山禁止になっているため、使用できません。鴛泊コースは3合目のキャンプ場まで車でアクセスできるため便利です。
申請時のポイント
利尻山(りしりざん)山頂付近で空撮を行う場合、以下管理署1ヶ所へ入林届を提出しドローン飛行の確認を行います。
入林届フォーマット
無人航空機を飛行させる場合の入林届
記載例(PDF : 123KB)
2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら
飛行申請確認先
管理署名 | 宗谷森林管理署 |
住所 | 稚内市港4丁目6番6号 |
電話 | 0162-23-3617(代表) 050-3160-5740(IP電話代表) |
メールアドレス | h_ny_soya@maff.go.jp |
管轄 | 北海道森林管理局 |
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
注意点や飛行禁止情報
登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。