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羊蹄山(ようていざん)の紹介
北海道の象徴的な山、羊蹄山(ようていざん)は、その美しい円錐形から「蝦夷富士」の愛称で親しまれています。標高1,898mのこの成層火山は、支笏洞爺国立公園の西端に位置し、倶知安町、京極町、喜茂別町、真狩村、ニセコ町の5つの自治体にまたがっています。
四季折々の姿を見せる羊蹄山は、観光客や写真愛好家に人気の撮影スポットです。夏には高山植物が咲き誇り、秋には紅葉が山を彩ります。冬になると、真っ白な雪に覆われた姿は圧巻の一言です。
魅力と景観
羊蹄山周辺には豊かな自然が広がり、その雪解け水が生み出す名水スポットも多く存在します。特に「京極ふきだし公園」は名水百選にも選ばれた人気の観光地となっています。
登山愛好家にとっても魅力的な山で、4つの登山コースが整備されています。初心者向けの真狩コースや倶知安コース、上級者向けの京極コースや喜茂別コースがあり、それぞれ異なる景色を楽しむことができます。
申請時のポイント
羊蹄山(ようていざん)山頂付近で空撮を行う場合、以下管理署1ヶ所へ入林届を提出しドローン飛行の確認を行います。
羊蹄山は支笏洞爺国立公園にあります。また山小屋等の周辺施設付近を撮影する場合は、必ず事前に管理者の許可をとってください。
入林届フォーマット
無人航空機を飛行させる場合の入林届
記載例(PDF : 123KB)
2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら
飛行申請確認先
管理署名 | 後志総合振興局森林室 管理課 |
住所 | 虻田郡倶知安町南4条西1丁目 |
電話 | 0136-22-1152(代表) |
メールアドレス | shirimori.11@pref.hokkaido.lg.jp |
管轄 | 北海道森林管理局 |
管理署名 | 支笏洞爺国立公園管理事務所 洞爺湖管理官事務所 |
住所 | 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5 洞爺湖ビジターセンター2階 |
電話 | 0142-73-2600(代表) |
メールアドレス | RO-TOYAKO@env.go.jp |
管轄 | 環境省 |
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
注意点や飛行禁止情報
山頂(火口内)への侵入は禁止ではないが、墜落の際厳しい罰則、手続きがあるので控えるようにお願いします。
登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。