許可・申請先情報
蝶ヶ岳(ちょうがたけ)は、北アルプスに位置する標高2,677mの山で、長野県に属します。常念山脈の稜線上にあり、中部山岳国立公園内に位置しています。
この山は春先になると安曇野側の山肌に現れる蝶のような雪形からその名が付けられました。常念岳の南に広がる比較的緩やかな山稜を特徴とし、北アルプスの中では登りやすい山として知られています。頂上付近には蝶ヶ池や妖精ノ池といった湖沼が点在し、高山植物や希少な鳥類の生息地としても重要です。
蝶ヶ岳の登山ルートは奥上高地や安曇野からアクセス可能で、頂上からは槍穂高から後立山までの壮大な景色を楽しむことができます。特に5月末から6月にかけては、黒い蝶が舞うような雪形が山稜に現れ、訪れる登山者を魅了します。
このように、蝶ヶ岳はその美しい自然と絶景、そして比較的容易な登山ルートで多くの自然愛好家や登山者に愛される北アルプスの名峰です。
申請時のポイント
蝶ヶ岳(ちょうがだけ)山頂付近で空撮を行う場合、以下の管理署1ヶ所および、国立公園にも該当しておりますので、国立公園管理者にも許可を取る必要があります。
国立公園内におけるドローンの使用について【注意喚起】- 信越自然環境事務所
長野県観光部山岳高原観光課にも一応細かな許可詳細を確認してみましたが、以下へ届けが出ていれば、航空法の定めで飛行可との事です。
2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら
飛行申請確認先
管理署名 | 中信森林管理署 |
住所 | 長野県松本市島立1256-1 |
電話 | 0263-47-4751(代表) 050-3160-6050(IP電話) |
メールアドレス | c_chushin@maff.go.jp |
管轄 | 中部森林管理局 |
管理署名 | 信越自然環境事務所 |
住所 | 長野県長野市旭町1108 長野第一合同庁舎 |
電話 | 026-231-6570(代表) |
管轄 | 環境省 |
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
注意点や飛行禁止情報
長野県にある、国立公園・国定公園・県立自然公園内でドローンを飛行させる場合の注意点は、以下長野県庁のホームページに掲載されています。必ず確認してください。
登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。第三者へ十分配慮し、野鳥がいれば飛行を止める。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。