権現岳

権現岳(ごんげんだけ)ドローン飛行申請
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権現岳(ごんげんだけ)の紹介

権現岳(ごんげんだけ)は、八ヶ岳連峰の南部に位置する標高2,715メートルの山です。長野県諏訪郡富士見町と山梨県北杜市にまたがり、八ヶ岳中信高原国定公園に属しています。この山は、赤岳や編笠山と並んで南八ヶ岳を代表する山の一つであり、特に古くから信仰の対象として知られています

魅力と景観

権現岳の山頂には、かつて桧峰神社または八ヶ岳権現と呼ばれた祠が鎮座しており、山岳宗教の場としての歴史を物語っています。平安時代の『日本三代実録』には、貞観10年(868年)に甲斐檜峰の神が従五位下を授かったと記されており、国家的にも認められた聖なる山であったことがうかがえます

権現岳の山頂からは、南アルプスや八ヶ岳連峰の雄大な景色を一望することができます。特に赤岳の雄大な姿は圧巻で、晴れた日には遠く富士山まで見渡すことができます。360度のパノラマビューは、登山の疲れを忘れさせるほどの美しさです。

登山コース

登山道は南東、南西、北の3方向から延びており、主なルートとしては観音平から編笠山を経由するルート、甲斐小泉から三ツ頭を経るルート、甲斐大泉から天女山を経て三ツ頭で合流するルート、そして赤岳からキレットを通るルートがあります。これらのルートはどれも6時間以内で登ることが可能で、初心者から中級者まで楽しむことができます。

登山の際の登山計画書(登山届)は別途個別で必ず出しましょう。

登山届提出先

許可・申請先情報・申請時のポイント

権現岳(ごんげんだけ)山頂付近で空撮を行う場合、以下管理署1ヶ所へ入林届を提出しドローン飛行の確認を行います。

該当の地域は国定公園を含んでいます。 商用で飛行させる場合には、念の為各都道府県に確認を取っておくことをおすすめします。

入林届フォーマット

無人航空機を飛行させる場合の入林届
PDF様式(240KB)

2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら

飛行申請確認先

管理署名南信森林管理署
住所長野県伊那市山寺1499-1
電話0265-72-7777(代表)
050-3160-6060(IP電話代表)
メールアドレスc_nanshin@maff.go.jp
管轄中部森林管理局

飛行ポイント

安全に飛行できる場所の写真

注意点や飛行禁止情報

登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。

  • 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
  • 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
  • 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
  • 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
  • 人や動植物に接近しすぎないようにする。
  • 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
  • プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
  • 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
  • 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
  • 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。

山の基本情報

山名権現岳(ごんげんだけ)
都道府県山梨県長野県
標高2,715m
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