八方池(はっぽういけ)の紹介
長野県の白馬エリアに位置する八方池は、標高2,060メートルにある絶景スポットで、多くの観光客に人気があります。この自然の池は、白馬三山を背景にした美しい風景が特徴で、特に晴天の日には、池の水面に山々が鏡のように映り込みます。
八方池へのアクセスは比較的容易で、ゴンドラやリフトを利用して標高1,830メートルまで到達でき、そこからは初心者向けのトレッキングコースが整備されています。このコースは、約1.5~2キロメートルの距離を1.5時間程度で歩くことができ、子どもや初心者でも気軽に楽しむことができます。
魅力と景観
大天井岳は、黒雲母花崗岩から成る山体を持ち、その頂上からは北アルプスの全景や南アルプス、八ヶ岳連峰などの壮大なパノラマを楽しむことができます。特に、燕岳から眺める大天井岳は天守閣のような雄大な姿を誇り、多くの登山者を魅了しています。
この地域は中部山岳国立公園に属し、日本二百名山にも選定されています。山頂部は森林限界を超える高山帯で、特別天然記念物のライチョウが生息しています。また、山腹にはコマクサ、イワヒゲ、クモマスミレなどの高山植物が自生しており、自然の美しさを堪能できます。
登山コース
八方池へのアクセスは比較的容易で、ゴンドラやリフトを利用して標高1,830メートルまで到達でき、そこからは初心者向けのトレッキングコースが整備されています。このコースは、約1.5~2キロメートルの距離を1.5時間程度で歩くことができ、子どもや初心者でも気軽に楽しむことができます。
八方池までは、登山届は不要です。八方池を経由してより上の唐松岳に行く場合は登山の際の登山計画書(登山届)は別途個別で必ず出しましょう。
許可・申請先情報・申請時のポイント
八方池付近で空撮を行う場合、国立公園に属しているため以下へドローン飛行の確認を行います。ドローンを使用してその魅力を空から撮影する際には、法令を遵守し、安全に配慮した飛行を心がけましょう。
また周辺に山小屋等の施設がある場合の飛行に関しては必ず小屋管理者の許可を別にとってください。
2022年6月20日に無人航空機の登録制度が施行されたことに伴い、入林届の空欄等に「登録記号」を記入の上、管轄する森林管理(支)署へ提出してください。
入林届提出先一覧表はこちら
飛行申請確認先
管理署名 | 中部山岳国立公園管理事務所 |
住所 | 長野県松本市安曇124-7 |
電話 | 0263-94-2024(代表) 0263-94-2651(FAX) |
メールアドレス | c_chushin@maff.go.jp |
管轄 | 環境省 |
飛行ポイント
安全に飛行できる場所の写真
注意点や飛行禁止情報
登山道から離れて森林内に入らないことを条件。他の登山者の迷惑にならないように注意。
- 利用者の少ない曜日(平日など)、時間帯、場所で行う。
- 猛禽類等への影響を考慮し、飛行はなるべく短時間とする。
- 同じ場所で連続して撮影テイクを繰り返さない。
- 道や展望地、駐車場を占有したり、人がいる真上を飛ばしたりなど他の利用者の迷惑にならないようにする。
- 人や動植物に接近しすぎないようにする。
- 可能な限り操縦者1名と周辺状況を確認する者1名の最低2名体制で実施し、ドローン周辺で猛禽類等の飛翔が確認されれば飛行を中断する。
- プロペラケージ等を装着して万一の衝突に備える。
- 道から外れて、林内や植生帯(植物の生えているところ)に立ち入らない。
- 必要に応じて、所属がわかるよう腕章やビブスを着用する。
- 飛行区域は目視できる範囲とし、登山道から離れすぎないこと。